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プラセンタ注射(メルスモン)がメーカーから出荷できない状態です。

説明が長いので時間のある時に読んでください。目が疲れたらご免なさい。

お母さんと赤ちゃんをつなぐ臍帯(さいたい)は、その中に含まれる血液(臍帯血)に存在する造血幹細胞を移植することで白血病や再生不良性貧血などの難治性血液疾患の根本的治療ができることをご存知でしょうか?
これは最近の医療技術の成果の一つです。
この臍帯と子宮を結合しているのが胎盤(プラセンタ)です。
そしてプラセンタの有効成分を抽出した医薬品(プラセンタエキス)は昭和30年代から開発され臨床的には更年期障害や乳汁分泌不全それに肝機能障害の治療に用いられてきました。
長い臨床使用の中で、このプラセンタエキスには多くの効能効果があることがわかっています。

長い経験のなかで、病気の治療目的で注射してきた患者さまの多くに「とにかく元気が出て疲れにくくなり、肌や髪の色つやがよくなった」「容貌が若々しく変化する」という治療目的以外のうれしい変化が起こり、注目されるようになりました。
さらにコレステロール値や血圧も正常値に戻った人が確認されています。思わぬ若返り効果に驚き、病気が治った後も通院を続けるケースが増えているそうです。 

現在、厚生労働省に認可されているプラセンタ注射薬は、肝臓病治療薬のラエンネックと、更年期障害と乳汁分泌不全治療薬のメルスモンの2種類があります。

どちらも長い臨床実績を現場で使用され、様々な薬理効果をもつプラセンタエキスは、美肌作りの成分として有名です。よく知られているのは「美白作用」。
プラセンタエキスの美白作用は、肌表面だけを白くするのではなく、肌の奥まで入り込んで、メラニン生成の全過程において、その発生を 抑えます。肌が本来持っている力を活性化することで、肌のコンディションを最適な状態に整えてくれます。
自然に輝く生まれたての赤ちゃんの肌に近づける・・・プラセンタエキスこそ、まさに美白美容のエキスパートです。 もともと持っている〝その人の美しさ〟を最大限に引き出してくれるのがプラセンタエキスの魅力です。肌内部の代謝機能を若い頃の状態に回復させることで、活力に満ちた元気な素肌美が実現します。
また、ここ数年プラセンタ注射によるアンチエイジング効果が注目されています。免疫力増進、滋養強壮効果や精神安定作用などの効果もプラセンタ注射から得られると考えられています。

プラセンタ注射の効果

臨床各科の幅広い病気に応用できます。整形外科領域の病気としては

関節リウマチ、関節炎、神経痛、腰痛、五十肩

変形性関節症(股関節、膝関節など)、肩こり

などがあげられます。

もちろんプラセンタ注射と一緒に物理療法やそのほかの薬物療法、針治療などをうまく組み合わせることにより、肩こりや痛みの改善が期待できます。

 

プラセンタ注射の効果には女性特有の症状の緩和に役立つものが多くあります。

更年期障害に伴う動悸、息切れ、不眠、いらいら

月経困難症の改善

便秘、冷え症、生理痛

乳汁分泌不全、不妊治療などです。

特に冷えを背景に起こってくる体の不調を改善するにはプラセンタ注射と漢方薬治療をお勧めいたします。

留意点

プラセンタエキスは胎盤から抽出されるお薬ですので、いわゆる臓器製剤に該当します。このため感染などの安全性が問題になるわけですが、心配は無用です。プラセンタエキスは日本の病院において、正常分娩で生まれた人間の胎盤を原材料としており、胎盤中の血液やホルモンは、製造過程で100%除去されています。注射液中には、血液・ホルモンはまったく含まれません。当然のことながら、プラセンタエキスは、厚生労働省の厳しい基準をクリアしてはじめて「医薬品」の認可を受けているのですから、安全性については国のお墨付きといえます。

ただ2006年に薬事・食品衛生審議会・血液事業部会安全技術調査会はプラセンタ注射をしている人からの献血を受け付けない方針を決定しています。 プラセンタ注射をしている人は献血する意思があってもできないことになります。

これは変形型クロイツフェルト・ヤコブ病が日本でも確認されたため、輸血の安全性の確保・献血の推進の観点からの決定だそうです。今までにプラセンタ注射で変形型クロイツフェルト・ヤコブ病が起きた事例の報告はないのですが、理論上のリスクを完全に否定できないためだとか・・・過去に40年近く使われて、副作用の発現頻度はかなり低いのですからあまり心配せずに注射はできると思います

残念ながらプラセンタ注射は肩こり・腰痛・ひざ痛それに美容目的では健康保険が使えません。

最近電話でのお問い合わせで胎盤埋没療法をしてほしいとのご要望が数件寄せられています。

当院では胎盤埋没療法はおこなっておりません。                                                            胎盤エキス(プラセンタ)注射療法について

胎盤エキス(プラセンタ)注射療法は1956年からおこなわれています。

注射薬剤は人間のお母さんからいただいた胎盤を精製し作られます。

飲むプラセンタや化粧品に入っているものは豚の胎盤が多く使われています。最近は馬の胎盤からも作られています。

プラセンタ注射は乳汁分泌不全、更年期障害や肝障害などで保険の適応が認められたお薬として50年以上も使われ続けています。

この間にショックなど重篤な副作用報告はなく、軽微な副作用が報告されているだけです。かなり安全なお薬といえます。

胎盤エキス(プラセンタ)注射が開発される以前には、胎盤そのものを滅菌処理したうえで、小さな胎盤のかけらを皮下組織に埋め込む「胎盤埋没療法」という治療法がありました。

「胎盤埋没療法」は種々の病気に効果を発揮していたようで、この治療法が基礎にあって今のプラセンタエキス注射が開発されてきたようです。

人の胎盤のエキス剤なんて気持ち悪いとお考えのかたもいるかもしれません。

でも輸血や血小板輸血などはどうでしょうか? これも人からいただいたものです。

プラセンタエキス注射製剤を作る過程で、胎盤のたんぱく質はアミノ酸まで分解されてしまい、プラセンタエキスにはホルモンは存在しません。

つまりステロイドホルモンなどは入っていません。

ウイルスや細菌も除去されています。したがって人から人に感染する病気(たとえばエイズや肝炎など)の心配もありません。日本でつくられる製品を含めヒトプラセンタを原料として製造される医薬品の投与により、感染症が伝播したとの報告は、現在までに国内・海外ともにありません。

昔の中国には道教という教えがあります。

この道教では仙人になるための煉薬(れんやく)に河車というものがあります。

これはお母さんと胎児をつなぐ胎盤を薬として活用したものです。

胎盤は漢方の世界では紫河車というなまえで知られています。過去には不老長寿・滋養強壮のお薬として使われていました。

胎盤と胎児の間は臍帯という紐状の器官で結ばれています。臍帯を通してお母さんと胎児の間でいろいろな物質が交換されています。

この臍帯そのものを薬として使うのではなく

臍帯から得られる臍帯血が白血病などの難病治療のために使われていることは

ご存知でしょうか?

臍帯血の中にある造血幹細胞を患者様に移植することで骨髄移植と同じように白血病が治療できるのです。骨髄移植はドナーとのマッチングが必要ですが臍帯血の場合はその必要がないのが利点です。

また赤ちゃんが生まれるとへその緒(臍帯)を保存する習慣には、子どもが大病にかかった時にこのへその緒を薬として活用する意図もあるのです。

古くから胎盤や臍帯には人を健康にするパワーがあると思われていたようです。

美容整形の世界ではしわの治療にコラーゲンやヒアルロン酸を注射することがよくおこなわれています。注射の効果は速効性で、すぐにその効果を実感できます。

ただ時間の経過とともに効果は薄れ、元のしわに戻ってゆきます。早くて3ヶ月、もっても1年程度でしょうか・・・

現代の再生医療の技術を使って23年と注射の効果が持続するしわ取りの注射の治療法も一部では研究されています。注射する患者様ご本人の体の組織をとり、この組織細胞を培養して増やし、その中から線維芽細胞を取り出します。これをコラーゲン注射の要領でしわに打ってあげるのです。線維芽細胞からはコラーゲンやヒアルロン酸が産生され、しわのない状態を長く保てるようになります。

新しい研究ですが今のところ3年間はしわの補正は持続しているようです。

患者様ご本人の細胞ですから拒絶反応やアレルギー反応などの副作用もありません。

注射は難しくありませんが、線維芽細胞を取り出すにはまだ高度な技術と費用がかかります。

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漢方薬治療・プラセンタ注射

慢性症状・不定愁訴コンサルタント 平沼 尚和
漢方、整形外科、麻酔科の経験から治療を行います

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