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骨粗鬆症と転倒

私たちは年齢を重ねるごとに転びやすくなります。

体のバランスを保つ能力が衰えて筋力も低下してくるためです。

いつどんなときに転ぶのでしょうか?

皆さんは階段や坂道で転ぶことが多いと思いますか?

実は平坦な道で転ぶ方が一番多いのです。

年齢と共に歩き方が変わってゆきます。お年よりは歩行時につま先が引っかかりやすくなるため転びやすくなると言われています。

そして若い方ならどうということのない転倒で骨折もします。これは骨が簡単に折れやすい状態(骨粗鬆症)になってゆくからです。

骨折を起こせば治療のためにギプスで固定したり、手術をしてばらばらになった骨を元の位置に戻し、金属で固定をしなければなりません。固定をすれば体の運動が制限されるため体全体の筋肉の力がさらに落ち、関節も硬く動かなくなります。こうして立つ能力、歩く能力がそこなわれ、一部の人はねたきりや車椅子の生活になってしまいます。そこまではならなくても転びやすさは助長されてまた転ぶという悪循環に陥ります。

歩行時の注意点としましては

両手に物を持って歩かないこと。ポケットに手を突っ込んで歩かないこと。

これは転びそうになったとき手がふさがっていると手で支えたり物につかまったりできないため転んで打撲・骨折しやすいからです。

ご婦人は裾が足に絡まりやすいので和服は避けたほうがよいかもしれません。

履物も滑りにくい底を持っていること、足にあったサイズであることが大切です。草履、サンダルは脱げやすいのでやめておきましょう

杖を持つことに抵抗感があるかたも多いのですがこれも「転ばぬ先の杖」と考えてお使いいただきたいと思います。

普段暮らしている家の中にも各所に転びやすい場所があります。居間、玄関のマットのへり、階段、各部屋の入り口の段差、浴室、などです。また電気器具のコードも足を引っ掛けて転ぶ危険があります。このように転びやすい箇所を工夫して「バリアフリー」という言葉を宣伝に使っている住宅メーカーや建売のマンションが多く見られますね。

高年齢の方ほどいろいろな病気を抱えていることが多いのですが、病気の中には転びやすさが潜んでいる場合があります。高齢になることでかかった病気や、その治療のためのお薬でふらつきやすくなって転ぶことが起こりえるのです。

目が不自由であったり体に痛いところを抱えていたり、神経系統の病気にかかったりすると転びやすくなります。たとえば

変形性膝関節症というヒザの病気があります。この病気で歩行中に痛みで急にヒザの力が抜けてひざが折れて転んでしまうことを経験される方もおられます。

糖尿病の方もお薬での血糖コントロールがまずく、低血糖になりふらついて転倒したりいたします。

パーキンソン病の方も転びやすくなるのが特徴的な症状のひとつです。

治療のための睡眠薬、精神安定剤、血圧降下剤などの薬でも転びやすくなることがあります。

転んでけがをしたときはご近所の整形外科の診察と処置を受けてください。

ご自分では「たいしたことはない」と思っておられても怪我をこじらせる前に適切な処置が必要なこともありますから。

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慢性症状・不定愁訴コンサルタント 平沼 尚和
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