手術は万能か? 3

皆さんはお医者様からMRI検査の説明を受けて椎間板が大きく突出していたり、脊椎管が著しく狭窄していると指摘された場合、症状があれば多分手術を受け入れることに同意されるかもしれません。
しかしMRI検査や、脊髄造影検査で著しい所見があっても、まったく症状のない人がいることをご存知でしょうか?
症状と検査所見は一致しないこともあるのです。
外来でもできるほどMRI検査が簡単になったため、ヘルニアや腰部脊柱管狭窄がすぐに発見できるようになったのですが、腰痛の原因がわかったという理由で、すぐに切りたがる医師も出てくるため、とうしてもオーパー・サージェリー(過剰な手術)になりやすいことを知っていただきたいと思います。
痛みの治療は、多数存在します。それらを組み合わせ辛抱強く治療してゆくことで治る場合もあることを申し上げたいと思います。